clock

CLOCK(8)                    Linux Programmer's Manual                   CLOCK(8)



名前
       clock - CMOS クロックの操作

書式
       /sbin/clock [ -u ] -r
       /sbin/clock [ -u ] -w
       /sbin/clock [ -u ] -s
       /sbin/clock [ -u ] -a

説明
       clock は、CMOS クロックの読み書き、CMOS クロックとカーネルのシステム時刻を合 わせるために、CMOS
       クロックを操作するさまざまな方法を提供する。

オプション
       -u     CMOS クロックが世界標準時(UTC) にセットされることを示す。

       -r     CMOS クロックを読み出し標準出力に出力する。

       -w     CMOS クロックにシステム時刻を書き込む。

       -s     CMOS クロックからシステム時刻を設定する。

       -a     CMOS クロックから時刻を読み出してシステム時 刻を設定する。定常的なエラーを補正するために時間を調整し、CMOS クロッ
              クに書き戻す。また、

              このオプションは、時刻を変更するために /etc/adjtime ファイルを使用する。このファイルには、次の 3
              つの数字が含まれている:
              最初の数字は、1 日当たりの補正秒数である。(例えば、クロックを毎日 5 秒進 めたいなら、最初の数字は、-5.0 となります)

              2 番目の数字は、最後に clock コマンドが使用された時間を 1970 年 1 月 1 日からの通算秒で示す。

              3 番目の数字は、最後の補正時に繰り越された、1 秒に満たない数値を表す。

              以下の操作方法は、ソースコードの内容に基づいている:

              a)     /etc/adjtime ファイルを作成する。

              b)     CMOS の設定が UTC か、ローカル時刻かによって、 clock -au または、 clock -a
                     を起動する。これで、2番目の数字が更新される。

              c)     date コマンドを使って、システム時刻を設定する。

              d)     CMOS の時刻を更新するために、 clock -wu または、 clock -w を起動する。

              e)     /etc/adjtime の最初の数字を適切な数字に修正する。

              f)     /etc/rc.local ファイルに clock -au または、 clock -a コマンドを記述するか、
                     cron(8) で定期的に起動されるように設定する。

FILES
       /etc/adjtime
       /etc/rc.local

著者
       V1.0   Charles Hedrick, hedrick@cs.rutgers.edu, Apr 1992

       V1.1   時刻補正のための変更、Rob Hooft, hooft@chem.ruu.nl, Nov 1992

       V1.2   Patches by Harald Koenig, koenig@nova.tat.physik.uni-tuebingen.de,
              applied by Rob Hooft, hooft@EMBL-Heidelberg.DE, Oct 1993


翻訳
       福場 浩壮 <koso@ga2.so-net.or.jp>



Linux 0.99                      24 December 1992                        CLOCK(8)