ERRNO(3) Library functions ERRNO(3) 名前 errno - 最後に発生したエラーの番号 書式 #include <errno.h> extern int errno; 説明 整数 errno は、失敗した原因を示すためにシステムコール(及びいくつかの ライブラリ関数)によってセットされる。 この値は呼び出しがエラー(通常 -1)を返した時にのみ意味を持つが、 ライブラリ関数が成功した場合も errno を変更することが許されている。 時には、-1 もまた正当な返り値である場合、エラーを検出するために 呼び出しの前に errno を 0 にする必要がある。 POSIX には以下のエラー名シンボルが記述されている。 E2BIG 引数リストが長すぎる EACCES 権限がない EAGAIN リソースが一時的に利用不可 EBADF ファイルディスクリプタが不正 EBUSY リソースが使用中 ECHILD 子プロセスが無い EDEADLK リソースがデッドロックにより拒否された EDOM ドメインエラー EEXIST ファイルが存在する EFAULT アドレスが不正 EFBIG ファイルが大きすぎる EINTR 関数呼び出しが割り込まれた EINVAL 引数が無効 EIO 入出力エラー EISDIR ディレクトリである EMFILE オープンされているファイルが多すぎる EMLINK リンクが多すぎる ENAMETOOLONG ファイル名が長すぎる ENFILE システム中でオープンされているファイルが多すぎる ENODEV そのようなデバイスは無い ENOENT そのようなファイルやディスクリプタは無い ENOEXEC Exec 形式のエラー ENOLCK 利用できるロックが無い ENOMEM 十分な空きが無い ENOSPC デバイスに空きが無い ENOSYS 機能が実装されていない ENOTDIR ディレクトリではない ENOTEMPTY ディレクトリが空ではない ENOTTY 不適当な I/O 制御操作 ENXIO そのようなデバイスまたはアドレスは無い EPERM 操作は許されていない EPIPE パイプが破損した ERANGE 結果が大きすぎる EROFS ファイルシステムはリードオンリー ESPIPE 無効なシーク ESRCH そのようなプロセスは無い EXDEV 不適当なリンク 関連項目 perror(3) 21 July 1996 ERRNO(3)